看護師の失業保険と扶養について

病院やクリニックを退職すると、ハローワークで失業保険の手続きを行うことが一般的です。
その際、扶養に関しても覚えておいた方がいいかもしれません。

 

扶養とは収入が一定額以下の者を養う者に対して税金の一部を引いたり、健康保険料などの社会保険料の支払いを免除する制度のことを指します。代表的なのは夫が専業主婦の妻を扶養することなどが挙げられます。

 

扶養には大きく2つの種類があります。税金の扶養と健康保険・年金の扶養です。

 

税金は国税庁、健康保険と年金は社会保険庁が管轄しており、それぞれ全く別の基準で適用されます。
よく混同してしまうので間違えないようにしましょう。

 

税金の扶養は1年間の所得が103万円以下の場合に適用可能です。また103万円を超えるといきなりゼロになるわけではなく、かかる金額もそこまで高くないのでそこまで気にする必要はありません。

 

よく問題になるのは健康保険や年金の扶養です。こちらは知らないと損をします。

 

特に保険の扶養から外れると、収入額の1割以上(所得が130万円ピッタリの場合は13万円)を払わなければなりません。年間所得が130万円のケースで考えるとおよそ1か月ただ働きに近い金額をひかれるためバカにできません。

 

社会保険の扶養認定基準と国民年金の第3号被保険者の認定基準というものがあります。これらは、年間収入が130万円未満であることが条件となっています。つまり、失業保険を日額3612円(130万円÷12ヶ月÷30日)以上受給している間は、被扶養者とは認定されないということになるわけです。

 

そこで、自分で国民健康保険と国民年金に加入する必要が出てきます。もちろん、受給が終われば扶養になれます。

 

また、給付制限期間中は失業保険の給付を受けていないので収入がありません。そのため、扶養に入ることができます。扶養できる者がいる場合、3ヵ月間の給付制限中は国民健康保険と国民年金に入らず、扶養を利用することでかなり節約することができて便利です。

 

ただし、アルバイトで3612円以上の収入がある場合は適用できません。このように、扶養に入ったり外れたりという手続きは何かと面倒ですが、手続きをしておいて損はありません。

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