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看護師の転職で覚えておきたい、必要書類とその書き方

看護師が転職するために必要な書類には何があるのでしょうか。
実際に転職活動を始めるにあたり、何が必要なのか、どのようにして書いたらよいのか等、戸惑う方も多いかと思います。
いざ実際に転職するとなった時、慌ててしまわないように、あらかじめ必要な書類とその書き方を確認しておきましょう。

必要書類について

まずは、転職の際に必要となる書類についてご説明していきたいと思います。
絶対に必要となる書類、状況に応じて必要になる書類、前の職場に提出する書類、前の職場から受け取る書類、この4つに分けてご説明致します。

 

@絶対に必要となる書類
・看護師免許
これが最重要です。
もしも紛失や破損をしてしまった場合には再発行の手続きが必要となりますので、自分の看護師免許を最初に確認しておきましょう。
再発行の手続きは管轄の保健所で行うこととなり、以下の書類が必要となります。

 

・住民票(発行から6ヶ月以内のもの)又は戸籍謄本、戸籍抄本

 

・免許証の再交付に関する調査及び意見書
これは保健所(一部県については県庁)で申請者からの聞き取り等により作成されます。

 

・看護師免許
破損の場合は原本を持参、紛失の場合は不要となります。

 

・申請書類(保健所で用意されます)

 

・手数料(収入印紙)3,100円
必ず提示が求められますので、あらかじめ確実に準備しておきましょう。
看護師免許は実際に病院などで面接を行う際はもちろんのこと、看護師の転職サイトに登録する際にも必要になる最重要書類です。

 

A状況に応じて必要になる書類
・源泉徴収票
これは1年間の収入の内容や金額、どこから受け取ったか、いくら所得税を納めたか、何の控除がいくらあるのか、扶養家族がいるのかどうか等といったことをまとめたものです。
紛失すると転職前の職場で再発行してもらう必要があります。

 

また病院によっては書類選考の際に履歴書と共に郵送することを要件としているところや、用意するのに1週間以上かかることもあるため、転職しようと思った段階であらかじめ用意しておくとよいでしょう。

 

・職務経歴書、履歴書
職務経歴書は書類選考で使われ、履歴書は内定後本人確認の書類、人事情報として保管されます。
職務経歴書はパソコンで、履歴書は手書きで作成するのが基本となります。

 

・成績証明書
大規模な病院や大学病院などで提出する必要がある場合があります。
発行までにかかる時間や発行方法、手続きも教育機関によって異なりますので電話で問い合わせ、あらかじめ用意しておくことが賢明です。

 

・健康診断の結果
大体の病院では転職後に健康診断を行うため、必要となる頻度はかなり低い書類です。
健康診断の結果は1年間有効であるので、自分の健康のためにも年に1回は受けておくと一石二鳥です。

 

B以前の職場に提出する書類
・退職願
転職をするということは当然のことながら、勤めていた職場を退職する必要があります。
民法では退職する14日前までに意思表示をすればよいとされていますが、周囲の人や病院自体に迷惑のかかることのないように、基本的な履歴書記入ポイント1ヶ月前までには提出するようにしましょう。

 

・健康保険証
健康保険証は書類ではないのですが以前の職場に変換する必要があります。

 

C以前の職場から受け取る必要がある書類
・雇用保険被保険者証
・離職票
・年金手帳
・源泉徴収票
この4つはいずれも必要になる書類ですので受け取り忘れのないよう、ご注意ください。
転職の手続きに間に合うようにしましょうね。

 

必要書類の書き方

必要な書類がわかったところで、次に、必要書類の書き方をご説明いたします。
自分で書かなければならない必要書類は、職務経歴書、履歴書、退職願の3つです。
早速、各々の書き方についてご説明しましょう。

 

・職務経歴書の書き方
履歴書だけでは伝えきれない仕事の軌跡を詳しく伝える書類です。
書き方は自由で決まったフォーマットはないため、本記事ではポイントを記載したいと思います。
基本はA4サイズで1枚、多くても2枚に収め、職務経歴、取得資格、自己PRなどの見出しを付けます。
箇条書きを取り入れるなどして工夫すると、より読みやすくなるでしょう。

 

応募者が多い場合、採用担当者は数多くの職務経歴書を読む事になります。
そのため、担当者の関心を引くように書きましょう。
採用側の求めている能力があるか、仕事に対する意欲があるか、応募先で求められているスキルや自身の強みを把握しているか、などといった具体的なポイントを、端的に箇条書きのようにしてまとめる事をお勧めします。

 

また、ネガティブな表現や、傲慢な内容、抽象的な書き方は低評価となるので避けましょう。

 

それから、長文であったり、学生時代の趣味や体験談を中心に書いたり、というのもあまり好ましくありません。
自分が採用担当者になったつもりで内容を考え、好印象を与えることのできる書き方をしましょう。
最後に、決まったフォーマットはないものの、次の項目は必ず記載するようにしてください。
1.日付
2.タイトル
3.氏名
4.現住所
5.電話番号
6.メールアドレス
7.職務経歴書に記載されている内容の要約

 

・履歴書の書き方
転職先の応募にあたっては、履歴書の提出を求められることが一般的です。
履歴書は内定後の人事情報の保管が目的ですが、第一印象は非常に重要ですので細部まで気を配り、真剣さ・誠実さ、自分の長所をしっかりとアピールすることができるような書き方をすることが大切になります。
作成は手書きでもパソコンでも構いませんが、採用担当者が年配の場合は手書きが好まれます。
手書きの場合は黒のボールペンを利用し、文字の大きさを揃え、丁寧に書きます。
書き損じや、文字がにじんでしまった場合、誤字脱字があった場合は修正テープなどではなく、新しい紙に取り換えましょう。

 

次に、各欄の中から重要な部分を絞ってコツを紹介します。

 

・日付
郵送の場合はポストに投函する日付、持参する場合は面接の日付を記入します。
年号は西暦和暦どちらでも構いませんが、統一することが重要です。

 

・写真
3×4pの三ヶ月以内に撮影した証明写真を用意します。
写真は第一印象を左右するので、男女共にスーツで髪型を整えるようにしましょう。
髪の色は基本的には黒ですが、茶色の人は明るさに注意しましょう。
医療、看護業界では、カラー番号の上限は一般的には7番と言われています。

 

・資格・免許
取得した時期が古い順に記入しましょう。
理学療法士、保育士、歯科衛生士など、医療・福祉関係の資格や免許は必ず記載しましょう。

 

・志望動機、アピールポイントなど
ここが一番自分をアピールする事ができる部分です。
他社の応募用の文の使いまわしは避け、応募先のニーズや特徴を捉えつつ、自分が雇用側の要望にマッチしている事をアピールしましょう。
自分が入社した場合の具体的な展望や意思を記入するとよいでしょう。

 

・退職願の書き方
退職願と退職届の違いについて理解しておきましょう。
退職願はあくまでお伺いを立てるものですから、受理された時点で有効となります。
それに対し、退職届は辞めることが決まっていて、意思は変わらないという強めのニュアンスを持ち提出した段階で有効となります。

 

手順としては1行目中ほどに 退職願 と書きます
2行目の一番下に 私事 または 私儀 と記します。
再び改行し次の行から 一身上の都合により… と書き始めます。
確定した退職日を記入します。
提出日、氏名を記し、捺印。できれば所属先も記入しましょう。

 

提出する人は上司であっても、退職願に記載するのは勤務先の最高責任者の名前を記します。

 

まとめ

このように、看護師の転職の際に必要な書類には様々なものがあり、転職先の病院によって、必要なものが異なります。
書類を準備する場合も、自分で記入しなければならないもの、以前の職場が発行してくれるもの、行政に発行してもらうものなど、発行までの期間が自分では決められないものもありますので、転職を希望した段階から早めに準備を行うことが重要です。