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看護師がリハビリテーション科に転職するメリット・デメリット

看護師は転職の際、様々な診療科目から転職先を選ぶことができます。これまでと同じ診療科目に転職する看護師もいれば、新たな診療科目に転職してスキルアップを目指す看護師もいます。その診療科目によってそれぞれメリット・デメリットがありますが、リハビリテーション科に転職する場合のメリット・デメリットはどのようなものがあるでしょうか。

 

リハビリテーション科といえばリハビリ療法士が主体となっていて看護師の仕事はあまりないと思っている人も多いのですが、実際には医師や作業療法士、理学療法士などの専門職スタッフと連携してチーム医療に取り組んでいるので、チームにおいて看護師の役割もとても大きくなります。

 

リハビリテーション科は、脳血管障害や脊髄損傷、骨盤や大腿骨の骨折など重篤な疾患であった患者が急性期を脱して回復傾向にあり、社会復帰に向けてリハビリを必要とする状態になった患者を対象としています。2012年に診療報酬が改定されたことで看護師を配置する基準が変わり、看護師需要が高まっている診療科目でもあります。

 

看護師がリハビリテーション科に転職するメリット

看護師がリハビリテーション科に転職するメリットとしては、まず症状が回復傾向にあるため急性期のような忙しさはなく、緊急入院もないため突然忙しくなることもまずありません。そのため、急に残業しなくてはいけない時も減ってきます。

 

また、リハビリテーション科はチーム医療が中心となります。他の診療科目におけるチーム医療はほとんどが医師と看護師、時折薬剤師が混じるといったチームですが、リハビリテーション科のチーム医療はそれに加えて理学療法士や作業療法士、言語療法士、管理栄養士、介護福祉士など多くのスタッフが連携しながら患者のリハビリを進めていくため、チーム内で様々な知識を学ぶことができますし、定期的にカンファレンスを開くことも多いので、本当の意味でのチーム医療を実践できるのです。

 

リハビリテーションでは患者が継続してリハビリを行うことで少しずつ回復していく様子を見ることができ、患者が自分でできることが増えていくのを見ることで回復を実感として感じることができますので、看護師としてやりがいをかんじることができます。

 

看護師がリハビリテーション科に転職するデメリット

反対にリハビリテーション科に転職することでデメリットとなるのは、まず医療行為が少ないことです。リハビリテーション科では治療や処置はあまりすることがないため、リハビリに関する専門的な知識を学ぶことはできますが一般的な看護スキルを身に着けることには向いていません。

 

また、当然ながら体の不自由な人が多いため、車いすへの移動や体位交換、移動や排泄の介助などが必要となり力仕事が多くなります。特に夜勤などの際はトイレに行くたびに呼ばれることも多く、ナースコールも多い傾向があります。急変リスクは少ないですが、介助の回数は多くなるのでこれもデメリットといえるでしょう。

 

リハビリテーション科は、看護師としてスキルアップをしたい人には向いています。専門的な知識を学べ、他の診療科目に転職した時でも応用が効く知識も数多くありますので、自身のキャリアアップにもつながるでしょう。

 

また、患者と向き合った看護をしたい人にとっては、患者の回復を見守ることができるリハビリテーション科はピッタリです。チーム医療を学びたい人などにも向いています。慌ただしく動き、素早い判断力が必要な職場が苦手という人にも、落ち着いて仕事に取り組めるリハビリテーション科は向いているでしょう。

 

そんなリハビリテーション科への転職を考えている場合、夜勤体制やカンファレンスなどの連携体制、どんな疾患の患者が多く入院しているのかなどを確認した上で転職を希望するようにしましょう。

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